胆管細胞癌の予後…5年生存率は?

胆管細胞癌とは?

癌の中でも予後が悪く治療が難しいとされる胆管細胞癌。

女優の川島なお美さんや、先日亡くなったラグビー元日本代表監督の平尾誠二氏など、この癌が元で50代という若さで亡くなる方も少なくありません。

胆管細胞癌とはどのような癌?

肝臓から十二指腸まで胆汁を運ぶ胆管という管がありますが、この胆管に出来る癌を総称して「胆管癌」と呼びます。胆管細胞癌とはこのうち肝臓内の胆管にできる癌で別名「肝内胆管癌」。ちなみに肝臓の外の胆管に出来る癌は「肝外胆管癌」と呼ばれます。

食欲不振、全身倦怠感、腹痛、黄疸などが主な症状です。特に黄疸は初期症状で最も多く、これは胆管内が腫瘍によって狭くなり胆汁が逆流して血液に混じることによって起こり、白目の部分が黄色くなります。

また肝機能障害によって胆管癌が発覚するケースもあるそうです。

はっきりした原因はまだわかっていないのが現状で、閉塞性慢性胆管炎や東南アジアでは寄生虫感染により起こることが報告されている他、ウィルス性肝炎が起因であるとの報告もありますが、日本では因果関係が確定していないということです。

胆管細胞癌の治療方法と予後

現状では手術が唯一治癒が見込める方法となりますが、腫瘍がかなり大きい場合や転移がある場合には手術が出来ず、手術が出来ない場合には全身化学療法が選択されるのが一般的です。

完全に手術で癌を取り除いても5年生存率は40~50%とされており、自覚症状が出にくく進行も早い癌であるため、完治が非常に難しい癌です。

なるべくステージが進行していない段階で発見することで、手術による癌の切除も容易となるため癌の早期発見が重要となりますが、自覚症状が少なく人間ドッグなどの定期検診でも胆管細胞癌を発見できる検査を実施していない場合が多く、早期に発見出来ることはまれのようです。

黄疸などの症状が出た場合、すぐに医療機関で診てもらうことが重要であると言えます。

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