高樹沙耶逮捕で注目される医療用大麻とは?マリファナとの違いや効果、副作用について

元女優の益戸育江(芸名 高樹沙耶)容疑者(52)が、25日に沖縄県内で大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。

益戸容疑者は、医療用大麻の国内解禁を訴える活動をしており、今年7月に行われた参議院選挙では、大麻取締法の改正などを訴えて東京選挙区から立候補しましたが、落選していました。

彼女が解禁を訴えてた医療用大麻とはどのようなものなのでしょうか?

医療用大麻

マリファナ(大麻)と医療用大麻の違いとは?

どちらも同じ大麻という植物ですが、医療用大麻とはその名が示す通り、大麻に含まれるTHCなどの成分を医療行為として利用するための物で、主に慢性痛疾患や末期ガン・エイズなどで食欲不振に悩む患者に処方されています。

品種によって医療に有効な成分の含有量が違うため、それぞれの症状に特化した処方がなされているそうです。また、有効成分だけを抽出し医薬品として処方している国もあります。

しかし、日本では大麻取締法ならびに麻薬及び向精神薬取締法によって、医療用途であっても使用・輸入・所持は一切禁止されています。

医療用大麻の効果とは?

大麻には鎮痛作用、沈静作用、催眠作用、食欲増進作用、抗癌作用、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などの効果が確認されている他、神経の保護作用や脳細胞の新生を促す効果も研究が進められています。

特に鎮痛作用においては、モルヒネなどの鎮痛剤が効かない痛みに大麻が有効であるとされ、慢性的な痛みに苦しむ患者にとっては代替医療としての選択肢となっています。

この他約250種類の疾患に効果があるとされています。

肝心の副作用は?

医療用大麻に処方される量が少なく、副作用も目の充血、頻脈、喉の渇きなどで深刻なものは起こりづらいとも言われていますが、大麻の使用で最も懸念されている依存性については意見がわかれており、いまだ結論が出ていない状況です。

合法化が進むアメリカでも、州法により合法となっている医療用大麻がアメリカ合衆国連邦法によって規制物に分類されているため、合法であるはずの医療用大麻を使用していた患者が、連邦法により逮捕されうるという矛盾をいまだに抱えているのが現状です。

医療用大麻には、疾患の治療や症状の緩和に有効という一面がたしかにあるものの、一般的な普及に至るには解決しなければならない事が山積みであると言えるでしょう。

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