感染が広がるマイコプラズマ肺炎…潜伏期間は?人からうつる?

マイコプラズマ肺炎が急増!

マイコプラズマ肺炎の患者が急増し、今月10月は1999年の調査開始以降で過去最多レベルになっていることが話題となっています。

マイコプラズマ肺炎とは?

マイコプラズマ肺炎とは、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起きる肺炎の事で、6~12歳の子供に多く夏季オリンピックの年に流行する傾向があることから、かつては「オリンピック熱」などとも呼ばれていました。

症状はせきや発熱など風邪によく似た症状で、肺炎としては比較的症状は軽いとされていますが、まれに中耳炎、胸膜炎、心筋炎、髄膜炎などの合併症を併発する症例も報告されています。

以前は抗生物質を服用することが効果的な治療方法でしたが、近年は薬剤耐性化が進み抗生物質が効きにくくなっているという事が問題となっています。

人からうつるの?

原因となる肺炎マイコプラズマは飛沫感染および接触感染するため、マイコプラズマ肺炎は人から人へうつります。

そのため、しばしば学校や職場など人が集まる場所で集団感染が発生します。また、子供が学校などから感染し発症、看病する親が感染するといった例も多いそうです。

手洗いやうがいを徹底し、マスクの着用や感染者との接触を避けるなどで予防することが可能です。

潜伏期間は?

マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は、2~3週間とされています。

潜伏期間中は発症しませんが感染は起こり得るため、潜伏期間の長いマイコプラズマ肺炎の場合、感染が広がりやすいと言えるでしょう。

かかってしまったら?

マイコプラズマ肺炎は風邪の症状と似ているため、風邪をひいたものと思い市販の風邪薬を飲み自宅で治そうとしてしまう場合が多いようですが、職場や学校で感染が発生していたり、せきが長引くなどマイコプラズマ肺炎の感染が疑われる場合は、すぐに医療機関で診察を受けることを薦めます。

早期に対処することで完治も早まりますし、周囲へ感染が拡大していくことも防ぐ事が可能となります。