健康雑学辞典さくいん 英数

ビタミン

ビタミンとは生体内の代謝をコントロールする働きをするが、それ自体はエネルギー源や生体構成成分とはならない有機化合物で、なおかつ生体内では生合成されず、食事などによって外界から摂取しなければならない栄養素…というのが定義です。

ビタミンの語源は、1911年に脚気治療に有効とされる米糠から、今で言うビタミンB1をポーランドのフンクが発見し、ラテン語で「生命」を意味する「Vita」と、窒素基を持つものを意味する「amine」をくっつけて「Vitamine」(後にVitaminの表記で定着)と命名したのが語源とされています。日本の鈴木梅太郎博士も1910年に同じビタミンB1を発見しオリザニンと命名していましたが、世界的にはフンクが付けた名称が定着してしまいました。

ビタミンの名称はビタミンCなどアルファベットをもちいるものや、パントテン酸のようにそうでないものがあり、さらにアルファベットも順番が抜けていたりと統一されていません。これは当初脂溶性のビタミンをA、水溶性のビタミンをBと分類していたのですが、その後水溶性であるがBとは性質が異なるビタミン「C」が発見されたのを皮切りに、正式な化学構造が判明し適当な名前を付けるまでの仮称として、ビタミンに発見順にアルファベットをつけていくことにしたそうです。しかし、ビタミンだと思われていたものがそうでなかったり(ビタミンF→リノール酸 これらはビタミン様物質と呼ばれています)、すでに発見されている物質と同じだったり(ビタミンH→ビオチン)、さらにBは似た性質をもつものが複数の発見されるなど、抜けたり入ったり追加されたり…を繰り返して現在の形となったそうです。

脂溶性ビタミン

ビタミンA
ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK


水溶性ビタミン

ビタミンB1
ビタミンB2
ナイアシン(ビタミンB3)
パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB6
ビタミンB12
ビタミンC
葉酸



関連記事一覧

トラックバック一覧 (0)