強毒型の変異型腸内細菌を国内で初確認
国立感染症研究所は9日、関東地方と東海地方で過去に腸炎を発病した患者2人の保存試料から、北米の医療施設で集団感染が相次ぎ、高齢者を中心に死亡例も増えている強毒型の腸炎細菌「クロストリジウム・ディフィシル 027型」が検出されたことを明らかにしました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/42541/
クロストリジウム・ディフィシルは芽胞を形成する偏性嫌気性のグラム陽性桿菌で、健常人でも腸内に存在する場合があり、抗生物質による治療で腸の常在菌のバランスが崩れた際に異常に増えて、腸炎を起こすことが知られています。
今回検出された027型は、通常のクロストリジウム・ディフィシルより多量の毒素を出す変異型で、北米では、このような強毒型であることに加え、医療現場でよく使われるフルオロキノロン系の多くの抗生物質が効かない耐性菌により治療が難しいとされています。
感染患者の便を介してうつるため、医療機関での院内感染が危惧されており、国立感染症研究所は医療関係者に警戒を呼び掛けています。
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