健康雑学辞典さくいん 英数

日本人に多い「倹約遺伝子」とは?

該当記事
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/41943/

倹約遺伝子とは「β3アドレナリン受容体」という遺伝子の変異体で、基礎代謝を抑える働きがあるとされ、日本人の他にアメリカ・アリゾナ州の先住民族、ピマ・インディアンにも多くみられるそうです。

一見無関係とも思える日本人とアメリカの先住民族…、しかしピマ・インディアンの先祖はモンゴロイドで、数万年前の氷河期にシベリアから凍結したベーリング海峡を渡って北米に移動し、日本人の先祖はシベリアから南下して、日本列島に移り住んだとする説が有力であるため、その説が正しければ両者は実は「遠い親戚」なのです。

倹約遺伝子は極寒の厳しい環境のなかで摂取したエネルギーを有効に活用できるよう、我々の祖先が身につけたものと考えられています。

しかし時代は移り変わり、食事の高脂肪化などによって我々日本人は、肥満・糖尿病などに悩まされるようになってしまいました。「肥満にならない民族」と呼ばれたピマ・インディアンも人口の半分が肥満になったそうです。

かつては我々の祖先の助けていた倹約遺伝子が、今や肥満だけでなく糖尿病など肥満が誘発する病気を助長し、健康を脅かす存在になっているかもしれないとはなんとも皮肉な話です…。



関連記事一覧

なぜあなたはやせないのか?それはもしや倹約遺伝子のせい?
倹約遺伝子
ダイエットと倹約遺伝子 肥満外来


トラックバック一覧 (1)