健康雑学辞典さくいん 英数

αリポ酸(アルファリポ酸)

αリポ酸とはチオクト酸とも呼ばれるビタミン様物質の一種で、糖が細胞内でエネルギーATPに変化する際の補酵素として働きます。糖は細胞内でピルビン酸という物質まで分解された後、コエンザイムAという補酵素と結合してアセチルCoAへと変化し、ミトコンドリア内のクエン酸回路に組み込まれエネルギーATPへと変化します。αリポ酸は、このピルビン酸とコエンザイムAが結合する際に作用する、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体の補酵素として機能すると考えられており、人体の糖代謝に関わっている物質なのです。

もともとわが国ではチオクト酸やチオクト酸アミドとして、亜急性壊死性脳脊髄炎や騒音性難聴などへ適用されていた医薬品でしたが、2004年に食品衛生法の改正により健康食品等への添加が認められました。CoQ10同様アメリカですでにサプリメントとして広く普及していたことと、体内での糖代謝に関わる物質であることから、糖尿病や肥満に効果があるのではないかという期待から、健康食品として急速に普及しました。



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