βグルカン
単糖体のグルコロース(ブドウ糖)が複数結合した多糖体をグルカンと呼び、このうち単糖がβ結合という結合をしているものをβグルカンと分類しています。さらにβグルカンは構造によりβ(1-4)・β(1-6)・β(1-3)にわかれます。β(1-4)は紙の繊維質であるセルロースです。ちなみに単糖がα結合しているものをαグルカンと呼び、デンプンを始めとして多くのグルカンがこれに分類されます。
3つのβグルカンのうち注目されているのはβ(1-3)というβグルカンで、マクロファージや、NK細胞、T細胞、キラーT細胞を活性化させる働きがあるといわれています。また、血糖値を下げたり利尿効果や血圧の調整、血中コレステロール・中性脂肪値を低下させる作用等も確認されています。
自然界ではアガリクスやシイタケといったキノコ類や、微生物培養液、海藻類などに含まれ、「クレスチン」や「レンチナン」等、キノコから抽出されるβグルカンをもとにした癌の免疫療法剤が実用化されています。
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